デ・ヨングが苦戦認める「とても難しかった」 日本の徹底対策に嘆き「常に自分に張り付いていた」

上田綺世がデ・ヨングへのパスコースを消していた
日本代表の北中米共催ワールドカップ(W杯)の初戦オランダ代表戦が、現地時間6月14日にアメリカのテキサス州ダラスで行われ2-2で引き分けた。オランダ代表の司令塔MFフレンキー・デ・ヨングは日本代表FW上田綺世のタイトなマークで自由を与えられず、試合後には「スペースがほとんどなかった」と語った。
オランダとしては2度に渡るリードを守り切れず、勝ち点3を取りこぼす結果となった。後半5分にDFフィルジル・ファン・ダイクのヘディングで先制。MF中村敬斗の同点ゴールの後にはFWクリセンシオ・サマーフィルで勝ち越したが、終盤にコーナーキックから失点した。
オランダの中盤で組み立てを担うデ・ヨングへのパスコースは常にセンターフォワードの上田によって遮断されていたため、バルセロナでプレーする司令塔が持ち前のパスでチャンスを作るシーンは限られた。また、日本のボール保持の場面ではデヨングが最終ラインに吸収され、5バックのような形となり、素早い攻撃への展開も難しくなっていた。デヨングは試合後に「相手が深く守り、フォワードが自分のマークについていたので5-4-1のような形でとても難しかった。中盤にスペースがなく、サイドに展開する時間が長くなってしまった」と日本の守備に手を焼いていたことを認めた。
「ボールがない時は最終ラインに入らざるを得ない場面が多く、前線へ関わるのが難しかった。ボールを持っている時も相手が低い位置でブロックを敷き、フォワード(上田)が常に自分に張り付いていた。その後ろにも中盤の選手が2人並んでいて、何かしようにもスペースがほとんどなかった。打開しようにも難しい状況だった」
オランダは1点リードの終盤にDFナタン・アケを途中投入するなどして守備を固めたが、MF伊東純也らフレッシュな選手が躍動した日本の攻撃を防ぎ切ることができなかった。その点についてもデヨングは「もっといいプレーができたはずだが、コーナーキックから失点したのは少し不運だった。試合の終盤はサイドからの攻撃に対する守備に苦労した。そこはもっとうまく対処することができたと思う」と話し、守備面での課題を挙げていた。
オランダは第2戦でスウェーデン、第3戦でチュニジアと対戦する。今後の戦いに向けて、まずは日本戦で見えた課題を修正することが求められそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)















