ネイマールは初戦欠場も「手本になれる選手」 監督&エースが必要性を力説「彼は間違いなくアイドル」

ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督【写真:ロイター】
ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督【写真:ロイター】

アンチェロッティ監督とヴィニシウスが前日会見で言及

 北中米共催ワールドカップ(W杯)で優勝候補の一角、ブラジル代表が初戦のモロッコ戦に向けた前日の記者会見を実施。カルロ・アンチェロッティ監督はFWネイマールの初戦欠場を明言したほか「多くのチームが最後まで優勝を争うチャンスを持っている」という見通しを話した。

 ブラジルの入るC組では、前回大会でアフリカ勢初のベスト4に入ったモロッコが最大のライバルと目される。その対決が初戦に組まれる中、アンチェロッティ監督には今大会に向けて招集されたネイマールの姿がトレーニングになかったことへの質問が飛んだ。

 指揮官は「ネイマールは、できるだけ早く良い状態に戻るために、とても懸命に取り組んでいるところ。週明けには全体練習に戻れることを期待している」と、事前に予想されていた通りに初戦を欠場することを明言した。そのうえで「ネイマールを招集したのは、疑いようのない彼のサッカーのクオリティだけが理由ではない。彼の経験も大きな理由であり、このグループにいる若い選手たちにとって手本になれる選手だ」と、あらためてその招集の意図を説明した。

 選手から出席したFWヴィニシウス・ジュニオールは「まず一日も早い回復を願っています。彼は間違いなくアイドルです」としたうえで、「彼から受けた影響がとても大きいです。ネイマールから多くのことを学びましたし、ピッチ上で自分がやっていることの中にも、彼を参考にしている部分がたくさんあります。戻ってくるのを楽しみにしています。特にプロになってから、彼はいつも素晴らしいアドバイスをくれました。身近な手本として彼がいることは、本当に特別なことです」と、その存在について語っている。

 アンチェロッティ監督はモロッコ戦について「非常によく組織されていて、あらゆる面でクオリティがある。守備を忘れてはいけないし、攻撃も必要で、攻守の切り替えをうまく行い、ボールを自分たちで保持することも大事だ。つまり、すべての面で完璧に近い試合をしなければならない」と話す。

 そのうえで今大会について「明確な本命がいるとは思わない。非常に拮抗した大会であり、多くのチームが最後まで優勝を争うチャンスを持っている大会になるだろう」と話した。

 スコットランドとハイチも組み分けられたC組の突破チームは、日本代表が入ったF組の突破チームと決勝トーナメント1回戦で対戦する。その意味でも、現在のアフリカ最強チームを相手にブラジルがどのような初戦を見せるか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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