モウリーニョ監督がFFP抵触のマンCの勝ち点を剥奪すべきだと主張

ルールを順守しないライバル

 プレミア首位のチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、昨季王者マンチェスター・シティがUEFAの規定するファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触し、勝ち点を剥奪されるべきであると主張している。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じた。

 スペシャル・ワンは7日の敵地アストンビラ戦に向けた記者会見に出席すると、タイトルを争うライバルに鋭い舌鋒(ぜっぽう)を向けた。

私はイングランドにおける厳しい競争という挑戦を楽しんでいる。すばらしい挑戦だ。だが、唯一よろしくないことは同じルールを順守し ないチーム相手に戦わなければいけないところだ。それは唯一の問題だ。ファイナンシャル・フェアプレーを守らずにペナルティーを受けているチームがチャンピオンになるべきではない」

 マンCはUEFAから収益に見合わないほど膨大な補強費を注ぎ込んでいるためにFFPに抵触し、4900万ポンド(約104億円)のペナルティーの支払いを命じられていた。にもかかわらず、1月の移籍市場でスウォンジーからコートジボワール代表FWウィルフリード・ボニーを2800万ポンド(約50億円)の移籍金で獲得していた。

 2月17日の欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で激突するパリ・サンジェルマンもマンC同様にFFPに抵触し、UEFAから巨額の罰金を命じられていた。

 かつてはオーナーのロマン・アブ ラモビッチ氏のポケットマネーで巨額投資を続けたチェルシーだが、「アブラモビッチさんが求めるクラブのあり方を今、示している。FFPのルールを完璧に順守している」と指揮官は語る。

 近年は FFP導入も鑑みて、クラブの収支バランスに配慮したクラブ経営に方向転換しているのだ。

 マンCに対する具体的なペナルティーとして、モウリーニョ監督は「当然勝ち点だ。(何点剥奪かは)私は分からないがね。我々の仕事はチームを強化すること。経済的に我々より強力で、FFPを全く気にせず、敬意を払わない相手と対抗する可能性があるのだ。我々は相当、相当、相当努力しなければいけない」と怒りの声を上げていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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