コウチーニョはスアレスの穴を埋められると絶賛

　バルセロナのブラジル代表FWネイマールが代表チームで同僚のリバプール所属MFフェリペ・コウチーニョに賛辞を贈っている。英地元紙「ミラー」が報じている。

　インテル時代では苦戦を強いられていたコウチーニョだが、2013年にリバプールへと加入すると、その才能を開花。クラブから与えられた背番号「10」にふさわしい活躍を披露している。

　ネイマールはコウチーニョとU-17ブラジル代表時代から共にプレーしていることもあり、互いを熟知し合っている存在。ブラジル王国のアイドルはインタビューで、コウチーニョがプレミアリーグにおけるベストプレイヤーになることができると語っている。

「彼はイングランドでベストプレイヤーになるはずだ。今季、彼の活躍を見て、どれほど彼が偉大な才能を持っているのか、誰もが目の当たりにしただろう。そして、僕は彼がまだまだ素晴らしいパフォーマンスを発揮できることを知っている。彼とは16歳の時から友達だが、素晴らしいプレイヤーなだけでなく、ドレッシングルームでもナイスガイなんだ。常に前向きで、面白いジョークで盛り上げてくれている」

　さらにネイマールは、コウチーニョがリバプールからバルセロナへ移籍したウルグアイ代表FWルイス・スアレスの穴を埋める存在になることができると賛辞を惜しまなかった。

「ルイスが僕たちの元に来たことで、リバプールは彼と同レベルにあるスーパースターを探さなければなくなった。だが、コウト(コウチーニョの愛称)はその存在になれると確信している。彼がボールを持った時、何かを起こすことができる。そして、それは僕たちにも何かをもたらせる。彼は、特別な才能を持った選手なんだ」

　リバプールはリーグ戦7試合負けなしと、昨季のパフォーマンスを取り戻しつつある。その原動力となっているコウチーニョがワールドクラスへの扉を叩くのも、そう遠い未来ではない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images