メッシが挑む6度目の大舞台「周囲が汗をかく」 前回王者が挑む連覇…鍵は「エース次第」|アルゼンチン

リオネル・スカローニ監督率いるアルゼンチン代表…6回目の出場となるメッシが再び輝くか
サッカー界のスーパースターによる決断がどう出るか。北中米共催ワールドカップ(W杯)に出場するアルゼンチンは、前回王者としてだけでなくFWリオネル・メッシが6回目のW杯のピッチに立つかも注目の的だ。
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グループJではFIFAランキング1位になったアルゼンチンを筆頭に、オーストリア(24位)、アルジェリア(28位)に加えて、アジアから初出場のヨルダン(63位)が同居する組み合わせとなった。順当にいけばアルゼンチンが首位通過を果たす可能性が高いと言えるだろう。
今大会までの道のりは順調で、2024年に南米選手権を制して大陸王者に輝くと、W杯南米予選では2位以下に大差をつける勝ち点38を獲得して早々に首位通過を決めた。2018年ロシアW杯後に就任したリオネル・スカローニ監督は、W杯までのサイクルが2回目という日本代表の森保一監督と同様に世界でも珍しい長期政権となっており、3月の国際親善試合までの92試合で69勝を挙げる強さを見せている。前回のカタールW杯では、史上最年少の優勝監督にも輝いた。
しかし、そのチームの連覇を語るにあたり、メッシの存在を後には回せない。モーリタニア、ザンビアと対戦した3月の国際親善試合に出場したメッシだが、当時はまだ本大会への出場を明言していなかった。それでもスカローニ監督はメッシの考えを尊重し、メンバー入りを決断。2006年ドイツW杯から6大会連続となる大舞台に向けて準備を進めるメッシは、現地6月10日に行われたアイスランドとの親善試合で後半24分からの出場ながら、直後に得たPKを決めて存在感を示した。
チームはメッシを抜きにしても世界最強クラスの陣容が整っている。前回のカタールW杯では若手の部類に入っていたMFアレクシス・マック・アリスターやMFエンソ・フェルナンデスは20代の半ばに入りキャリアの最盛期を過ごしてチームの中核をなしている。前回決勝のフランス戦ではPK戦時の振る舞いが良くも悪くも注目されたGKエミリアーノ・マルティネスも、2大会連続でゴールを守る可能性が高いだろう。最終ラインのDFクリスティアン・ロメロが負傷から本大会での復帰を目指す状態なのは不安材料だが、安定感のある布陣だ。
そして、前線ではFWフリアン・アルバレスやイタリア王者インテルのエースFWラウタロ・マルティネスが中心になるか。本来ならエースとして構えていいアルバレスだが、前回大会はメッシのために守備のタスクが増えることも厭わずチームに貢献した。今大会でのアタッカーたちの位置づけもメッシ次第になりそうだ。また、新鋭ではスペインの名門レアル・マドリードに移籍した18歳のFWフランコ・マスタントゥオーノや、イタリア・セリエAのコモで「10番」をつける21歳MFニコラス・パスが輝くチャンスをつかめるか注目だ。
目指すは、前回大会に続く4回目の優勝だ。1978年の地元開催はマリオ・ケンペス、86年はディエゴ・マラドーナ、2022年はメッシとスーパースターを中心に周囲が汗をかくスタイルで頂点に立ってきたアルゼンチンが連覇に挑む。
(FOOTBALL ZONE編集部)













