代表戦で驚異の”36発”「最大のキーマン」 成否を分ける戦術…鍵を握るバイエルンDFの復調|カナダ

カナダのアルフォンソ・デイヴィス【写真:アフロ】
カナダのアルフォンソ・デイヴィス【写真:アフロ】

ジェシー・マーシュ監督が率いるカナダ代表、エースFWデイビッドに注目

 アメリカ、メキシコと共に開催国として2大会連続3回目の出場を果たすカナダ。前回のカタールW杯では出場32か国で唯一W杯向けの新ユニフォームが発表されなかったことでも話題となった。ホスト国として臨む今大会は無事に新しいユニフォームも用意され、まずは一安心といったところだろう。

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 国を代表するビッグネームはバイエルン・ミュンヘンでプレーするDFアルフォンソ・デイビス。“超攻撃的左サイドバック”としてのイメージは強いが、代表ではより前目のポジションでも起用されており、その圧倒的なスピードとテクニックをより攻撃面で生かすことが期待される。ここ数年は怪我にも悩まされているが、移籍市場が開くたびにその名前がメガクラブのターゲットとしてメディアに取り上げられる注目の存在だ。

 今季も負傷の影響でシーズン前半戦を欠場し、復帰した今もフル出場の機会はほとんどないため試合勘やコンディション面はやや気がかりなところだが、シーズン終盤にかけて徐々にプレータイムも増えてきているのは朗報だ。前回大会のクロアチア戦では試合開始67秒でゴールを記録。カナダが勝ち進んでいくためには、その“電光石火”のプレーが不可欠になるだろう。大会を目前に再び負傷したが、カナダの代表チームがW杯に向けた全面バックアップを発表した。

 そして、もう一人忘れてはならないのが前線に君臨するFWジョナサン・デイビッド(ユベントス)。セリエAの名門でプレーするストライカーはスピード、パワー、そして決定力を備え、代表75キャップ36得点と驚異的なスタッツを残してきた。フィニッシュの局面における最大のキーマンで、高さこそないが、シュート一発で流れを変える力を持っている。この26歳にいい形でボールを届けられる場面を増やせれば、自ずと勝利に近づくことができるはずだ。

 チームを率いるのは、かつてオーストリアのレッドブル・ザルツブルクでMF南野拓実(ASモナコ)も指導したジェシー・マーシュ監督。規律ある4-4-2をベースに、素早いプレッシングやトランジションから相手に襲いかかるスタイルが世界の舞台で通用するかどうかが大会の成否を分けることになりそうだ。

 試合会場は初戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦がトロント、カタール戦とスイス戦はいずれもバンクーバー。移動の少なさや日程面でも有利になるホスト国の利を最大限に生かして戦いたい。2010年の南アフリカと2022年のカタール、わずか2例しかない開催国のグループリーグ敗退だけは絶対に避けなければならない。

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