ダービー男襲名、同僚も驚きの芸術弾「やっぱり幹樹かぁ」 お立ち台で叫んだ「最高です!」

決勝ゴールを決めた長倉幹樹【写真:徳原隆元】
決勝ゴールを決めた長倉幹樹【写真:徳原隆元】

長倉幹樹が東京ダービーでまたも決勝弾「最高です!」

 FC東京は5月10日、明治安田J1百年構想リーグの第16節で東京ヴェルディと対戦し、2-1で勝利した。後半アディショナルタイムにゴールを決めたのはFW長倉幹樹。昨年の東京ダービーに次ぐ、決勝弾で”ダービー男”を襲名した。

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 長倉の一撃に味スタが揺れた。試合は1-1のまま90分を過ぎ、電子ボートに示されたのは「7」。後半アディショナル5分、MF佐藤恵允の見事なシャペウから放たれたシュートを長倉が冷静に左足でトラップ。相手GKと1対1になったところで、再び左足でボールを浮かせた瞬間にゴールを確信した。

「恵允からのボールのコースが見えてましたし、それが自分のイメージ通りに来たので。あとは自分のプレーを頑張ったって感じです」

 人差し指を突き出し、ゴール裏に走った。「もう、最高でしたね」。すぐさま選手が長倉の元に集まり、ファン・サポーターと喜びを分かち合った。そのまま試合をクローズさせ、3月にPK戦で敗れた悔しさを晴らした。

 ゴールシーンは自分の体に身をゆだねた。松橋力蔵監督は、長倉に「ボールを奪われなければ必ずチャンスがある」と声をかけて背中を押した。「ああいうゴールが生まれたような形、反転して背中を向けながらでもゴールを奪う力がある」と指揮官の期待に応えるゴールだった。

 試合後のお立ち台では、「最高です!」と歓喜の言葉を爆発させた。取材エリアでは多くを語らず、ニヤりと笑みを浮かべながら「点決められて良かった」とゴールを回想し、「足りてないのは見てて分かったので。あとはもうゴール前で質を出すだけだなって思ってました」と途中出場からの心境を明かした。

 MF常盤亨太も長倉のゴールに「いつも一緒にやってるのにその想像の上をいくプレーをされるので」と話せば、DF森重真人も「やっぱり幹樹かぁと。やっぱりあいつはやってくれるプレーヤーだなと改めて思いました」と舌を巻いた。

 試合前にはファン・サポーターが見事なコレオグラフィーで選手を後押しした。長倉も「東京ダービーでは、いつも良い雰囲気作ってくれますし、勝ちがどうしても必要だったので、それを持ってこれたのは良かったです」と感謝の言葉とともに、自分のゴールに満足げな表情を見せた。

 負傷もあり、今季はここまで2ゴールにとどまっている長倉。それでも、昨季のダービーに続く決勝ゴールを決めて、”ダービー男”を襲名した。もっとも、長倉はいつも通りのスタンスで、「鹿島にプレッシャーをかけるためにも自分たちは次も勝つのみです」と口を開いた。青赤の26番が輝く金髪を靡かせ、残り2試合で優勝の望みをつなぐゴールを狙う。

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