出番減の日本代表をOB絶賛「前回のW杯も」 スタメン抜擢→鬱憤晴らす一撃「色々な思いが」

【専門家の目|太田宏介】リーズの田中碧が圧巻のゴール
イングランド・プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドに所属する日本代表MF田中碧は現地時間4月5日、FAカップの準々決勝で先制ゴールを決めた。そのなかで、元日本代表DF太田宏介氏が田中のプレーを絶賛した。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)
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ウェストハムとの準決勝に2ボランチの一角でスタメン出場した田中は、序盤からビルドアップの起点としてボールに関わりながら、前線に絶妙な縦パスを何度も通すなど、存在感を見せた。
そして前半26分、センターサークル内でボールを受けた田中は、相手DFをかわして左サイドへ展開。そのままゴール前へと入り込み、FWノア・オカフォーの横パスをペナルティエリア内で受けた。右足裏で切り返し相手DFを翻弄すると、鋭く振り抜いた左足のシュートは当たりながらも、ゴールネットを揺らした。
「らしさが詰まったゴールでしたね。中盤のさばきのところでもボールもらう前に首振っていて、背後から来てるいる相手の立ち位置とその空間認知のところで剥がしていく。タッチに全く無駄がないし、首振った時点でイメージしているビジョンがそのまま多分プレーに出せていると思う。展開してからのスプリントも速いし、中盤の選手っていう枠でくくるにはもったいないぐらいゴール前でのアイデアが凄いなって思いますね」
チームをベスト4に導く活躍を見せた田中だが、今季はここまで思うようなプレーをリーグ戦では見られていなかった。昨季2部のチームで大活躍を見せて昇格に大きく貢献したが、プレミアに上がった今季は主に控えに回っており、リーグ戦では19試合の出場にとどまっていた。
それでも代表明けのカップ戦でスタメン起用に応える貴重なゴールを決めた田中。その印象的なプレーはクラブだけでなく、代表でも前回大会のW杯スペイン戦でのゴールなどで見せていた。
太田氏も「我慢しながらいろんなモヤモヤ、いろいろな思いがあると思いますけど」と、クラブでの出番減少に触れつつ、「前回のW杯もそうですけど、ゴールの技術というより、与えられたチャンスでしっかりと結果を残すし、すごく勝負強い。いつもインパクトが高いゴールを決めますし、そういうシーンってこれまで何度もありましたよね。ボランチの選手なんですけど、1番の魅力はそういう勝負強さ、プラス得点が取れて、大舞台に強いところかなと思います」と、逆境に強い点に注目している。
また、その勝負強さは「代表にとっても大きな存在」として、「そういう鬱憤を全部ピッチで結果として示せる。この強さってものすごく精神的にも強いと思いますし、ボランチのポジション争いが激しい中で、また唯一無二の結果、インパクトを残したんじゃないかなって思いますね」と、本大会メンバー入りへの期待を寄せている。
















