アンカー山口の代役に抜擢!? 遠藤航が力説する高温&乾燥下でのマネジメントの重要性

「日本で最もデュエルに勝っている」男が山口の代役候補に

 日本代表MF遠藤航は、13日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のイラク戦に向けて、高温で乾燥した環境下では「ゲームマネジメントをしないと90分間持たない」と語っている。

 バヒド・ハリルホジッチ監督はシリア戦の前日記者会見で、中盤に負傷者が続出していることを嘆いた。そうしたなかでクローズアップされるのが、指揮官から「日本で最もデュエルに勝っている」と評価される遠藤の存在だ。MF山口蛍が別メニュー調整が続き、ボール奪取能力に優れる遠藤をアンカーの代役として起用する選択肢が浮上している。

 クラブシーンでは3バックの中央でプレー。浦和のサッカーでは後方からのビルドアップ、サイドチェンジパスの供給といった攻撃的な仕事も求められる一方で、ポジションが一列前に上がるとなれば、相手のプレスを受ける環境は180度から360度に変化する。

 遠藤は「(浦和で)あまりボランチをやっていない不安はありますけど、それを言い訳にはできない。普段よりプレッシャーを感じると思うので、そのフィーリングはつかめた。あとはピッチ状態も考えながらやりつつ、自分の良さである縦のボールを出していきたい」とイメージを作っている。

 そのイラク戦は中立地イランで開催され、夕方の時間帯にキックオフされる。高温で乾燥した状況に、選手たちは水分補給の重要性も口にしているが、遠藤は1試合を通してのチームとしてのマネジメントの必要性を説く。

 

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