ファン・ハール監督、格下相手の快勝で早くもFA杯優勝を確信!?

「私はどこで指揮しても1年目でタイトルを取っている」

 今年のFAカップはジャイアントキリングの嵐が吹き荒れている。プレミア首位チェルシー、2位マンチェスター・シティ、4位サウサンプトン、6位トットナム、9位スウォンジーとトップ10の5クラブがすでに敗退を喫している。7位のリバプールも4日に4回戦ボルトンとの再試合があり、その先に進めるかどうかは分からない。指揮官は現時点でアーセナルのみを強敵とみなしている。

 4部の“超格下”ケンブリッジ相手に0-0ドローに持ち込まれたが、ホーム、オールド・トラッフォードでの再試合で快勝。5回戦は3部相当のプレストンと対戦する。再び格下と戦うことになり、監督は喜色をにじませている。

「生き残る確率が高まるので、私は格下のチームと戦うことができて嬉しい。FAカップはタイトルで、私はこのタイトルのために生きている。監督だけではなく、クラブ、ファン、選手にとっても重要なこと。これは連続性だ。そして、私はどこで指揮しても1年目でタイトルを取っているんだ」

 アヤックス、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、AZなど過去就任したクラブでの実績を誇ったファン・ハール監督はマンチェスター・U就任1年目の栄冠を早くも確信している様子だ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング