セリエAが来季からVAR導入を正式発表 リーグの負担は「2億5000万円」

イタリアサッカー連盟会長が導入宣言 一会場に「8台のテレビカメラが必要になる」

 日本代表DF長友佑都がインテルでプレーしているイタリア・セリエAは、来季からビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入すると発表した。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 イタリアサッカー連盟のカルロ・タベッキオ会長は記者会見を行い「FIFA(国際サッカー連盟)はまだ全ての決定を話していないが、我々は全ての道のりが明確だ。来シーズンの最初のゲームからスタートする」と、VAR導入が決まったことを宣言した。

 また「(一会場に)8台のテレビカメラが必要になるので、企業の協力を得る。リーグの負担は200万ユーロ(約2億5000万円)」と、具体的なコストにも言及した。

 各国で導入が検討されているVAR制度だが、イタリアは正式な導入を表明している。サポーターやメディアから審判への風当たりが厳しいことでも知られるセリエAだが、このVAR導入が判定だけでなくその立場も助けるものになるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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