「ズラタンの挑発が原因」 選手に事情聴取の済州が浦和に衝撃の責任転嫁!  韓国紙報じる

「映像を通して礼儀を欠いた浦和の行動も確認」 浦和への対抗措置を準備

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦、浦和レッズと済州ユナイテッド(韓国)の第2戦で起こった済州による前代未聞の退場劇と暴力行為という蛮行は欧州メディアでも批判されている。韓国メディアによると、済州は選手に事情聴取を展開。一連の蛮行について「浦和FWズラタンの挑発が端緒」という調査結果をまとめ、浦和への対抗措置を準備する衝撃的な動きに出ているという。地元メディア「東亜日報」が報じている。

 世界各国メディアに断罪された済州は新たな動きを見せた。記事では「正確な真相把握のために試合後、選手団調査に取りかかった。映像分析を通して礼儀を欠いた浦和選手団の行動も確認した」と報じている。

 浦和は勝ち越し点を奪った後、敵陣コーナーフラッグ付近でボールをキープ。ファウル後に済州ボールとなったが、済州の選手が浦和の選手に突進してもみ合いに発展した。仲裁に入ったMF阿部勇樹に対し、ベンチからサブDFペク・ドンギュがビブス姿でピッチに乱入すると、80メートルをダッシュ。阿部に突如ジャンピングエルボーを見舞い退場となった。

 試合終了後には済州の選手だけでなく、スタッフまでピッチ上で浦和の選手やスタッフに襲い掛かった。浦和DF槙野智章をターゲットにしたDFクォン・ハンジンは、浦和スタッフに飛び膝蹴りを食らわせ、試合終了後にも関わらずレッドカードを提示されている。済州は3人の退場者を出すなどのスキャンダルに発展していた。

 

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