イタリアの名門が新スタジアム構想を発表 電柱1135本分…エコな新本拠は「利益のため」

新スタジアム構想を発表したラツィオ【写真:ロイター/アフロ】
新スタジアム構想を発表したラツィオ【写真:ロイター/アフロ】

ラツィオが会見で新スタジアムプロジェクト発表

 イタリア・セリエAのラツィオが現地時間2月17日、新スタジアムのプロジェクトを発表した。ローマ市内にあるフラミニオ・スタジアムを、5万人を収容できる施設に改修する予定。クラウディオ・ロティート会長が、ビアンコチェレスティ(ラツィオの愛称)の新本拠地となる可能性がある施設の概要を説明したと、イタリアメディア「Sky Sport」が報じている。

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 これまでラツィオは、ASローマと共同でオリンピコ・スタジアムを使用してきたが、ローマに続き、自前のスタジアムを作ることを決断した。今回のプロジェクトは既存の構造を活かしつつ、全面的に再設計される。ロティート会長は「このプロジェクトは、クラブの財政面およびインフラ面の成長における根本的な一歩となります」と、新スタジアム建設がクラブの将来に不可欠であることを強調した。当初4万人とされていた収容人数は、2階建て構造に増設することで5万人規模に拡大される予定だ。

 スタジアム周辺の課題についても具体的な解決策が示されている。交通渋滞や大気の質、劣化した地域の管理といった4つの重大な問題を特定。駐車場の移動やシャトル便の運行、地下鉄C線の延伸などを含め、2032年までの解決を目指すとしている。ロティート会長は「批判的な意見であっても、私はあらゆる意見に耳を傾けます」と言及した。

 さらに、環境への配慮も新施設の特徴だ。電柱1135本分に相当する電力を自給し、電気自動車用バッテリーの再利用システムも導入される。ロティート会長は「私が下す決断はすべてラツィオの利益のためであり、常に心からのものです」とファンに向けて語っている。

 工事は2027年前半に開始され、2031年前半の完成を見込んでいる。また2032年にイタリアとトルコで共催される欧州選手権の会場として、利用されることを期待している。

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