レアルFWが人種差別被害 欧州CLで試合中断…ブラジルサッカー連盟も声明「犯罪であり、容認出来ない」

ヴィニシウスがベンフィカの選手から人種差別被害か
レアル・マドリード(スペイン)のブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で対戦したベンフィカ(ポルトガル)のFWジャンルカ・プレスティアーニから人種差別発言を受けた。
【実際の動画】ゴールセレブレーション→選手同士で揉めイエローカードが提示させるシーン
レアルは現地時間2月17日にCLの決勝トーナメント進出をかけたプレーオフ第1戦でベンフィカとアウェーで対戦。後半5分にヴィニシウスのゴールでリードを奪い、1-0で先勝した。
しかし、その決勝ゴールを決めてゴールセレブレーションを行ったヴィニシウスに対し、ベンフィカのアルゼンチン人FWプレスティアーニが「モノ(猿)」と人種差別的な発言をしたとして、主審が反人種差別プロトコルを適用して試合を一時中断させる事態となった。
およそ10分の中断を経て試合は再開。後半終了間際にはベンフィカを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が2枚のイエローカードで退場処分となるなど大荒れの展開に。1-0のままレアルが勝利を収める結果となったが、後味の悪さを残す試合となった。
プレスティアーニの人種差別発言は大きな問題として波紋を広げている。ブラジルサッカー連盟(CBF)は「リスボンでのベンフィカ戦でゴールを決めた後に人種差別の標的となったヴィニシウス・ジュニオールに対して連帯の意を表明します」と即座に声明を発表。「人種差別は犯罪であり、断じて容認出来ない。サッカー界、そしてあらゆる社会において決して存在してはならない」と人種差別への断固反対の姿勢を示し、「ヴィニ、あなたは決して一人ではありません」とヴィニシウスへのメッセージも記した。
レアルのチームメートたちも人種差別行為への怒りを露わにしている。クラブ公式サイトで公開された試合後のコメントで、フランス代表FWキリアン・ムバッペは「ベンフィカの25番の選手、名前も言いたくないが、彼がヴィニに酷いことを言った。許しがたいことだ。彼はシャツをめくってヴィニに猿と5回も言ったのを聞いた。その場にはベンフィカの選手もいた」と語り、「ベンフィカや彼らの監督に対しては最大限の敬意を示すが、この選手はこれ以上CLでプレーする資格はない」とプレスティアーニを強く批判した。
スペイン紙「マルカ」によれば、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニも試合後のインタビューで「あってはならないこと。ヴィニは僕らに猿と言われたといっていた。それでも、ヴィニはプレーを続けるべきだと言った。今、僕が何を言うべきかわからないが、これは起きてはならないことだ」とヴィニシウスへの人種差別について言及していた。



















