父はJ2得点王→航空機事故で犠牲…16歳息子がプロデビュー 原点は「日本でサッカーを」

シャペコエンセの悲劇から8年、ケンペス氏の息子のジョアンがプロデビュー
ブラジル1部インテルナシオナルの下部組織に所属する16歳のジョアン・ケンペスが、トップチームデビューを飾ったことが話題になっている。ブラジルメディア「グローボ」は、かつて日本でも活躍し、2016年の航空機事故で犠牲となった元ブラジル人FWケンペス氏の息子が夢への一歩を踏み出したと報じている。
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ケンペス氏はジェフユナイテッド千葉で得点王に輝くなど、日本のファンにも親しまれたストライカーだった。その後、ブラジルのシャペコエンセへ移籍したが、2016年にコロンビアで発生したラミア航空2933便墜落事故により、多くのチームメイトとともに帰らぬ人となった。当時、ジョアンはまだ幼い子供だった。
成長したジョアンは父と同じ道を歩み、名門インテルの下部組織で頭角を現している。初のプロ練習を終え「トップチームの選手たちが自分の隣にいるのを見て、素晴らしい感覚だった。小さい頃に学校のサッカー教室でプレーしていたのを覚えている。父も僕のことを誇りに思ってくれているはずだ」と、亡き父へ想いを馳せながら喜びを語っている。
また、母親のヴァネッサ・オリベイラさんはSNSを通じて、息子が4歳のときに日本で初めてサッカー教室に通い始めたことに触れ、「あなたは日本でサッカーを始めてから一度も止まることはなかった。第2の計画(プランB)なんてない、有名な選手になってヨーロッパでプレーするんだと言っていたわね。今の場所を勝ち取ったのは偶然ではないわ」と、日本を原点とする息子の成長を称賛している。
16歳となったジョアンは、すでにプロ契約の締結が可能な年齢に達している。かつてJリーグのピッチを沸かせた偉大な点取り屋のDNAを受け継ぐ若き才能が、ブラジルの地で新たな歴史を刻もうとしている。悲劇を乗り越え、父が果たせなかった夢の続きを追いかける少年の姿に、現地でも大きな注目が集まっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















