復活弾の英代表エースが最高の相棒と認めるプレイヤーとは?

幾多のチャンスメイクでチームをけん引するコウチーニョ

 リバプールのイングランド代表FWダニエル・スターリッジは、同僚のブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョを絶賛している。英地元紙「リバプール・エコー」が報じている。

 先日行われたプレミアリーグ第23節のウェスト・ハム戦で負傷離脱から約半年振りに復帰を果たしたスターリッジは、途中交代ながら得点を決め、2-0での勝利に貢献している。

 チームの勝利を手繰り寄せる追加点を決めたエースは、自身の記念すべき復活ゴールをお膳ん立てしたコウチーニョとの相性の良さが抜群であることを語っている。

「コウチーニョは素晴らしいパフォーマンスだった。僕と彼はとても良い関係を築いている。彼は僕が走り出すタイミングを把握しているし、僕が彼がどのようなアイデアを繰り出すか理解している。僕は彼が中に切れこんだ瞬間、自分にパスが来ると察知して、ボールコントロールに集中するよう構えた。そして、その通りになったよ。彼の存在は、僕の仕事をとても楽なものにしてくれるんだ」

 両者とも2013年1月にリバプールに加入してから、即戦力としてクラブに貢献してきた。互いにピッチ上でのフィーリングが合致することを認めており、2人だけで相手の守備陣を打開するシーンも少なくない。それは、かつてプレミアリーグで旋風を巻き起こした元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードと元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスのコンビ関係に重なる部分が多い。新たなリバプールの「ホットライン」が、再びプレミアリーグで一世を風靡する日も、そう遠い未来ではなさそうだ。

【了】

 

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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