幼稚園から在籍…生え抜き18歳の決意「ユースだからこそ」 レベル差痛感で「強くならないと」

今季からトップチームに昇格した中積爲【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
今季からトップチームに昇格した中積爲【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

今季トップ昇格した中積爲、練習でも存在感

 今季、ガンバ大阪ユースからトップチームに昇格したMF中積爲(なかつみ・なる)。キャンプ中の沖縄で、ハツラツとしたプレーを見せた18歳に、プロ1年目にかける思いを聞いた。

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 1月12日からキャンプをスタートさせたG大阪。午前、午後ともに公開トレーニングをする日が多く、多くのファン・サポーターが現地で見学。今季から指揮を執るイェンス・ヴィッシング監督が自ら各セッションの指示を出し、クロス練習では「単純な練習かもしれないけど、技術、点を決めていくところを突き詰めて」と選手たちに直接、言葉をかけた。いいプレーには拍手を送り、選手もそれに乗せられ、伸び伸びとプレーができているようなシーンが多くあった。

 中積もクロス練習では、得意の左足からタイミングばっちりのクロスボールを供給。中積のクロスからヘディングシュートを決めたDF中谷進之介からは「ナル!ナイスボールだ!」と声が響いた。クロスだけでなく、シュート精度も高く、グループ内で1番ゴールを決めるなど、存在感を見せていた。

 キャンプも折り返しを迎えたなかで、中積は「身体と身体がぶつかり合う瞬間っていうのは全然違う」とユースとトップチームでのフィジカル差を感じながらも、「高い強度でやらせてもらっているので、自分自身ちょっとずつでも成長できている」と手応えを実感。「そういうところで強くならないと、ここではやっていけない」とトップチームでの基準の高さを身体に染み込ませている。

 日々レベルの高さを感じながらも、自分の左足には絶対の自信がある。練習やトレーニングマッチでも左足の感触は良く、通用する部分も見えてきたという。

「ラストパスの質ってところはガンバユースだからこそこだわらないといけないと思っているので。良いラストパスは出せるようになってきているので、そういうところは通用するのかなと思います」

 幼稚園の頃から青黒のユニフォームに袖を通したという中積。G大阪門真ジュニアユースから高校1年生でユースに昇格し、年代別の日本代表にも選ばれながらトップ昇格を勝ち取った。G大阪で活躍して、タイトルを掲げたい思いは人一倍強い。

「ずっと『ガンバ』って名前がついたチームで、ガンバのエンブレムをつけてやってきているので、自分自身が試合に出て点を取って、ガンバをタイトルに導けたらっていうのは思ってます」

 そして、G大阪で活躍した後のこともイメージできている。「A代表で活躍してワールドカップに出ることが夢なので」。過去にG大阪で活躍して、現在は世界を相手に戦うMF堂安律や、MF中村敬斗など、偉大な先輩の後を追う日々を過ごしている。

「まずは、一番ガンバで活躍して代表に選ばれて、どんどんステップアップして海外に行きたい。この先、いずれA代表で活躍できるような選手になれたらなとは思います」

 今のチームにはFW宇佐美貴史というガンバの象徴が在籍。「ずっと小さいころから見てきましたし、やっぱりプレーを見て真似したい」と憧れの気持ちを抱きながら、「自分自身そこに負けないように」と偉大な先輩を超えたい思いも強くある。

 昨季の開幕戦では、神村学園から高卒加入したFW名和田我空が開幕スタメンを勝ち取った。中積は「まずはベンチに入るところから目指してやっていきたい」と控えめに話したが、「ベンチに入って途中から出て活躍するっていうのも全然あり得る話」と自分が活躍するためにひとつずつ積み上げていく。

「去年と同じダービーってことで、その舞台で活躍したいと思ってやってきた。自分自身が開幕戦に出られるように、練習でもアピールして、スタメンで出られるのが一番ですけど。まずはベンチに入るところから目指してやっていきたいです」

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