大量得点試合が続出、ハットトリックも1日で3人…高校サッカー2回戦で“異常事態”

9得点以上は2011年度以来14大会ぶり
第104回全国高校サッカー選手権は12月31日、2回戦が各地で行われた。堀越(東京A)は、MF谷口昊成(3年)の3得点など圧倒的な攻撃力で、宇治山田商(三重)に9-0の勝利を収めた。9得点以上は2011年度の第90回大会で大分が北陸(福井)を10―0で下して以来、14年大会ぶりとなった。
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この試合以外にも大量得点差の試合が続出した。シード校が今大会初登場。前回王者の前橋育英(群馬)が神戸弘陵(兵庫)に1-2で敗れる波乱があったが、そのカード以外は順当な結果となった。前回準優勝の流通経済大柏(千葉)は、米子北(鳥取)に3-0と磐石の勝利。前回ベスト4の東福岡は、FW齋藤琉稀空(るきあ)のハットトリックなどで、秋田商に6-0と大勝した。
夏のインターハイ王者の神村学園(鹿児島)も東海学園(愛知)を相手に圧倒的な強さを見せた。FW日高元が後半14分までに3得点を記録し、今大会初のハットトリックを達成。その後も攻撃の手を緩めず、6-0で勝利した。優勝候補の一角である昌平(埼玉)も、高知に4-0と快勝した。
この日行われた2回戦16試合のうち、3得点以上の大差がついたのは6試合。ハットトリック達成者も1日で3人も出た。シード校など強豪校が出てきたとはいえ、大量得点の試合が多く出る異常事態となった。
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