英日本人は「プレー機会を切望」 3か月半出番なしも…監督が練習態度に感銘「エクセレント」

8月末から出場のないサウサンプトンMF松木玖生
イングランド・チャンピオンシップ(2部)のサウサンプトンに所属するMF松木玖生は、今シーズンのリーグ戦でわずか2試合の出場に止まっている。すべての公式戦でも5試合に出場して1得点と冷遇されている。英「Daily Echo」によれば、サウサンプトンを率いるトンダ・エカート監督は、22歳の日本人MFは「プレー機会を切望している」と言及したと報じている。
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昨季プレミアリーグから降格したクラブで、松木は8月30日に行われた第4節のワトフォード戦(2-2)を最後に、トップチームの公式戦でプレー機会を与えられていない。8月26日のカラバオ杯2回戦のノリッジ戦(3-0)では加入後初ゴールも挙げていたが、9月以降のリーグ戦は4度ベンチ入りしたのみとなっている。
シーズン序盤に苦しんだサウサンプトンは、現在8勝6分7位で10位となっているが、直近8試合は6勝2敗と好成績を残している。そうしたなかでエカート監督は、松木が練習の基準を高めるような取り組みをしている一方で、忍耐が必要であり、まだプレー機会を与えるべき時ではないト考えていると語った。
32歳のドイツ出身の指揮官は「マツは素晴らしいと思う。ものすごいエネルギーに満ちていて、日々の練習において素晴らしいプロフェッショナルな姿勢を練習場のピッチで見せている。それが彼のあるべき姿だ。プレー機会を切望していて、驚異的な左足を持っている。彼とは会話もした。その時には、適した時ではないこともある。忍耐強く、取り組み続けなければいけない。正直、彼はエクセレントにやってくれている。私たちにインパクトを与えてくれている。光を浴びる選手もいれば、陰にいる選手もいる。だが、彼が練習のクオリティを高めていることによって、試合への準備が非常に助かっている。だからこそ、彼はエクセレントだと思っている」と、松木が現在のチームで求められることをやり、チームに貢献していると語っている。
ピッチに立てずに悔しい思いをしているであろう松木だけに、次に出場機会を与えられた際には、これまでの鬱憤を晴らす活躍が期待される。












