日本代表FWに伊名門が関心か 攻撃陣が不振で白羽の矢…現地報道「ミランが支払える金額だ」

フェイエノールトの上田綺世【写真:ロイター】
フェイエノールトの上田綺世【写真:ロイター】

上田綺世にミランが関心か

 日本代表FW上田綺世が、元日本代表MF本田圭佑の軌跡をたどることになるかもしれない。ACミラン専門メディア「Pianeta Milan」は、イタリア・セリエAのACミランが、オランダ1部フェイエノールトでゴールを量産している上田を攻撃陣の補強選手候補の一人としてリストアップしたと伝えている。

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 2023年夏にクラブ史上最高額の移籍金でベルギー1部セルクル・ブルージュからフェイエノールトに加入した上田は、今シーズン、驚異的な得点力を見せており、ここまでリーグ戦16試合で18得点を記録して、得点ランクの首位に立っている。

 2025-26シーズンのゴールデンシューも狙えるペースの決定力を示すストライカーには、世界的な名門も注目し始めているようだ。記事ではミランがアタランタのイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカと上田に注目していると、ミランでスカウトなどを務めているミケーレ・フランティーニ氏が明かしたと伝えている。

 ミランはFWサンティアゴ・ヒメネスやFWクリストファー・エンクンクといったストライカーが不振にあえいでおり、新たな9番が補強ポイントとして挙げられている。フィオレンティーナのMFドドの獲得が噂されているミランだが、フラティーニ氏は「アタッカーの強化でも市場を見ている。怪我から復帰したアタランタのスカマッカとフェイエノールトの上田綺世だ。上田はイタリア代表FWマテオ・レテギを彷彿させる。ライン間を広く動き、スペースを突き、ボールのコントロールにも長けている。常に準備ができていて、(フェイエノールトは)800万ユーロ(約14億6000万円)を支払ったが、1500万ユーロ(約27億円)で売却できる。ミランが支払える金額だ」と、具体的な金額まで示したという。

 第15節終了現在、ミランはセリエAでライバルのインテルに次ぐ2位となり、スクデット獲得も視野に入る状況だ。得点数では首位のインテルの34に対して、ミランは24と10点も少ない状況であり、上田にオファーが届くのであれば得点力が期待される。シーズン終了後には北中米ワールドカップも控えており、冬の移籍市場で動くことはリスクにもなり得るが、オランダで異次元の活躍をしている上田の去就は大きな注目を集めそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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