5000㎞移動のアウェーサポを“表彰”「素晴らしい」 日本人所属の海外クラブ…「粋な振る舞い」に脚光

敵地に駆けつけたカイラトサポーター【写真:ロイター】
敵地に駆けつけたカイラトサポーター【写真:ロイター】

コペンハーゲンの対応が話題

 日本代表DF鈴木淳之介の所属するデンマーク1部コペンハーゲンは11月26日に行われたUEFAチャンピオンリーグ(CL)第5節でカザフスタン1部カイラトと対戦して3-2で勝利し、今シーズンのCL初勝利を挙げた。喜びの一夜となったなか、敗れたカイラトのサポーターに対するコペンハーゲンの粋な計らいが話題となっている。

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 この試合、鈴木は先制点と3点目につながるパスを出し、2ゴールに絡む活躍を見せてチームの勝利に貢献。日本人サポーターにも誇らしい一夜になったはずだが、カイラトのサポーターにも忘れられない夜になったのではないだろうか。

 コペンハーゲンはこの試合にアルマトイから訪れたカイラトのサポーター10名をピッチに呼んで表彰した。クラブは公式Xで、「チームを応援するために5000kmを旅するのは名誉あることです。10人のアウェーサポーターが、この旅を行いました。クラブとしてこれを称えたいと思います」と発表し、「ファンのいないフットボールは成り立ちません。すべてのファンにとって、この日のCLの試合が素晴らしいものとなりますように」と綴り、ピッチ上でプレゼントを受け取るカイラトのサポーターの様子をアップした。

 ファンからは「世界にクラブの素晴らしさを示す良い形。よくやった」「粋な振る舞い」「デンマークを楽しめますように」「素晴らしい街の素晴らしいクラブ」「素晴らしいセンス」「これだからサッカーが大好きだ」「これぞサッカーの本質」「アメージング」「ブラボー」「クラブも旅をした10人のサポーターも、ともによくやった」と言った声が寄せられている。

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