“三笘の恩人”が名門SDに電撃就任か わずか3週間前に新天地も…古巣の危機に急浮上

過去にブライトンのTDを務めていたデイビッド・ウィアー氏【写真:荒川祐史】
過去にブライトンのTDを務めていたデイビッド・ウィアー氏【写真:荒川祐史】

デイビッド・ウィアー氏はブライトンのTDを務めていた

 スコットランド1部の名門レンジャーズで空席となったスポーツディレクター(SD)の最有力候補に、“三笘の恩人”でもあるデイビッド・ウィアー氏が浮上している。地元メディアの「Daily Record」が報じている。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 現地時間11月24日、同職に就いていたケビン・セルウェル氏が、最高責任者のパトリック・スチュワート氏と共にクラブから解任された。

 記事では「アンドリュー・カヴェナ会長が、レンジャーズを新たな時代へ導く任務を彼らに託してからわずか5か月後に、この2人の解任を決定した」と報じ、大幅な見直しに踏み切った格好だ。

 そのSDの後任候補として名前が挙がっているのが、元スコットランド代表DFのウィアー氏だ。55歳のウィアー氏はレンジャーズでも長年活躍したレジェンドで、引退後は強化部門の役職を主に務めてきた。

 2018年にはイングランド・プレミアリーグ、ブライトンのテクニカル部門に加入。ローンプレイヤーマネジャーを務めていた際には、英国の労働許可証を取得する必要があった日本代表MF三笘薫をベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへレンタル。何度も三笘のプレーをチェックしに足を運び、欧州サッカーに慣れる手助けをした。2022年5月からはテクニカル・ダイレクターを務めていたが、今年9月に退任していた。

 だが就任に大きな障害となっているのは、11月にフランス1部ストラスブールのSDに就任したばかりだということ。就任時には「今後数年間、ストラスブールの成功に貢献できることを楽しみにしています」と話していた。

 同メディアは他にも、今年初めにウェストハムを退団したドイツ人選手のティム・シュタイテンや、元ニューカッスル監督のポール・ミッチェルらの名前が候補に挙がっていると伝えている。古巣の危機を助けるのか、ウィアー氏の選択に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング