ミランの次期監督にサベーラ氏が浮上 インザーギ監督の後任候補か!?

イタリアでの指導経験も

 ACミランが成績不振のフィリッポ・インザーギ監督の後任候補として元アルゼンチン代表監督のアレハンドロ・サベーラ氏をリストアップしていると、アルゼンチンのラジオ局「ラジオ・ラ・レッド」が報じた。
 ミランは27日、イタリア杯でラツィオと対戦し、0-1で敗れた。その試合後、シルビオ・ベルルスコーニ会長と、アドリアーノ・ガリアーニCEOはインザーギ監督の残留を明言した。だが、現地報道によると、スーペル・ピッポの後任の人選は、水面下で進んでいるもようだ。昨年のW杯ブラジル大会でアルゼンチン代表を準優勝に導いた後、退任したサベーラ氏。ミラン側はその厳格な指導態度でロッカールームを引き締める手腕を評価しているという。
 サベーラ氏はコーチ経験が長く、クラブレベルでのトップチームの監督経験は2009年から11年までアルゼンチンの強豪エストゥディアンテスを率いたのみ。その一方、2001年にセリエAパルマを率いたダニエル・パサレラ元監督の時代にアシスタント・コーチを務めた経験があり、イタリアでの指導経験はある。
 ミランはクラレンス・セードルフ前監督に続き、指導経験の乏しいクラブのレジェンドを再び短期政権で解任するという非情な手段に出るのか、注目が集まっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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