米メディアがU-20W杯出場アジア5カ国を特集 注目選手に加え、成績も予想…日本の下馬評は?

日本のスタープレーヤーとしてFW小川、必見の選手としてDF中山が選出

 U-20ワールドカップ(W杯)は現地時間20日に熱戦の火ぶたが切られた。出場各国を筆頭としたメディアが今大会の展望を掲載しているが、米放送局「FOX SPORTS」アジア版では出場するアジア5カ国の注目選手などを展望している。

 21日に南アフリカとの初戦を迎える日本については、過去の最高成績が小野伸二や稲本潤一(ともに現札幌)、小笠原満男(現鹿島)らが挑んだ1999年大会の準優勝と言及。さらに昨秋行われたAFC U-19選手権でチャンピオンに輝いたチームの中に、久保建英(FC東京U-18)が飛び級で招集されていることにも触れている。

「アジアチャンピオンとして、日本は今大会に大きな期待を受けて参戦することになる。このチームは99年の決勝進出を果たした『ゴールデン・エイジ』から継続する好選手がいる。バルセロナに所属経験のあるタケフサ・クボは今大会で2番目に若いプレーヤーで、もしチャンスが巡ってくればインパクトを残せるだろう」

 また記事では「スタープレーヤー」と「必見の選手」も選出。前者はFW小川航基(磐田)、後者はDF中山雄太(柏)が選出されている。小川は「日本は優秀なフィニッシャー確立に苦労しているが、ジュビロのフロントマンは、ワクワクするような将来性を秘めている。動き出しが素晴らしく、地上戦でも空中戦でも鋭さを持つ」、中山は「FWと同様にセンターバックで苦しんでいる感のある日本だが、柏でのプロ2年目で定期的な出場機会を得ており、読みの鋭さ、1対1のタックルで称賛を得ている」と詳細なプレースタイルを紹介している。

 

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