浦和MF金子拓郎の処分が決定 4試合の出場停止&罰金40万円…副審への不適切行為を謝罪「未熟さを痛感」

金子拓郎への処分が決定した【写真:アフロ】
金子拓郎への処分が決定した【写真:アフロ】

クラブも独自処分を発表「再発防止に努める」

 Jリーグは10月21日、18日に行われたリーグ戦第34節の横浜F・マリノス対浦和レッズ戦にて、試合中に副審へ不適切な行為を行い一発退場となったMF金子拓郎について処分を決定。4試合の出場停止と、40万円の罰金となった。

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 Jリーグ規律委員会は、金子の行為が日本サッカー協会懲罰規定「2-10. 審判員に対する反スポーツ的行為」に相当すると判断。処分の対象試合は、第35節のFC町田ゼルビア戦から第38節の川崎フロンターレ戦までのJ1リーグ戦4試合となる。

 浦和は同日、この処分を重く受け止めるとし、クラブ独自の制裁措置として、金子に対して制裁金を科すと発表。また、代表取締役社長とスポーツダイレクターも報酬の一部を自主返納する方針を示した。

 クラブによると、金子本人からも報酬の一部を自主返納する申し出があり、これを受理。金子は22日よりチーム活動に復帰する。

 金子は自身の行為について、「スポーツマンシップを欠いた未熟な行為だった」と反省の言葉を述べ、「この処分を真摯に受け止め、自分自身を律し、応援してもらえる選手に戻れるよう努力したい」としている。

 また、堀之内聖スポーツダイレクターもコメントを発表し、「選手を司る立場として深く責任を感じている。審判へのリスペクトを欠いた行為は断じて許されるものではない」と再発防止への決意を語った。

 金子のコメントは以下のとおり。

「この度は、私の試合における不適切な行為により、ご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。サッカーファミリー、そして浦和レッズの一員として、スポーツマンシップの精神を欠く行為をしてしまったことは、子どもたちをはじめとする人々の模範を示すべきプロサッカー選手として決して許されることではなく、自分自身の未熟さを痛感していますし、後悔の念を抱いています。

 本日、Jリーグ規律委員会から4試合の出場停止処分が通達されました。この処分を真摯に受け止め、この出場停止期間中、自らの行動を深く見つめ直し、プロサッカー選手としての自覚と責任を再確認していきたいと思います。二度と同じ過ちを繰り返さぬよう自分自身を律し、もう一度、応援してもらえる選手になれるよう精進して参ります。

 改めまして、審判団の皆様、ファン・サポーターの皆様、チームメート、クラブスタッフ、対戦相手の横浜F・マリノス様など、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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