ブラジル撃破のエースは「大きな影響」 開幕から8戦8得点…現地絶賛「スロットが正しかった」

FW上田綺世は得点ランクトップに立つ
オランダ1部フェイエノールトは現在1部リーグで首位を走る。その立役者の一人が8試合8得点でゴールランキングトップに立つ日本代表FW上田綺世だ。現地解説者のハンス・クラアイ・ジュニア氏は「アルネ・スロットが正しかった」と語り、前監督時代からポテンシャルを高く評価されていたストライカーの覚醒を称えていた。オランダメディア「VP」が報じている。
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上田は2023−24シーズンからフェイエノールトでプレーしているが、1年目はリーグ戦26試合で5得点。2年目の昨季は21試合で7得点にとどまっていた。現在はリバプールを率いるアルネ・スロット前監督の下ではメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(現ACミラン)がエースとして君臨しており、上田はセンターフォワードのセカンドチョイスだった。
しかし、ヒメネスがチームを去り、指揮官もロビン・ファン・ペルシー監督に代わった今、上田はレギュラーポジションを掴んでいる。今季は開幕3試合連続ゴールで始まり、ここまで8試合で8得点と早くもオランダでの自己最多ゴール数を更新。フェイエノールトが開幕8戦負けなし(7勝1分)で首位を走る大きな原動力となっている。
解説者のクラーイ・ジュニア氏は、守備の要であるDFダヴィド・ハンツコ(→アトレティコ・マドリード)の移籍の穴を埋めたDF渡辺剛とDFアネル・アフメドジッチの新加入コンビの重要性にも触れつつ、「上田がより上田らしくなってきた」と日本代表FW上田の存在をチームの躍進の鍵として強調していた。
スロット監督は以前、上田は十分な出場機会があればヒメネスと同等に得点を決めると語っていた。そうした背景もあり、クラーイ・ジュニア氏は「8試合で8ゴール。彼は試合に大きな影響を与えている。アルネ・スロットは正しかった」とオランダ人指揮官の考えが間違っていなかったと認めたうえで、上田の活躍を絶賛した。
日本代表でも10月14日のブラジル戦で決勝点を挙げ、3-2の勝利に導いた上田。存在価値は欧州でも高まっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















