日本代表DFにチェルシーが関心か 専門メディア報道「レーダーに浮上した」

チェルシーが進める若手発掘プロジェクト、世界中の有望株を青田買い
U-20ワールドカップで活躍するU-20日本代表のキャプテン、DF市原吏音にイングランドの名門チェルシーが熱視線を送っているという。チェルシー専門メディア「The Chelsea Chronicle」は、クラブのスカウトが同大会を視察しており、日本の若き才能に「特に感銘を受けている」と報じている。
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新体制に移行して以降、チェルシーは世界中のトップタレントを他クラブに先駆けて獲得する方針を強化している。ブラジルの逸材エストゥヴァン・ウィリアンとの契約はその象徴であり、18歳にしてブルーズのスター選手へと成長した例は、クラブの長期的なビジョンを明確に示している。
現在開催中のU-20ワールドカップは、次世代のスター候補たちがその価値を証明する絶好の舞台となっている。そのなかで、日本はベスト16でフランスに0-1と敗れたが、キャプテンの市原はすでに強烈なインパクトを残しており、「大会でのパフォーマンスを受けて、彼らのレーダーに浮上した」と伝えられている。
同メディアはジャーナリストのグレアム・ベイリー氏による情報として、市原のプレーぶりを詳報。「彼はこの大会で傑出している。才能ある選手が目立つのは当然で、秘密などない。彼は傑出した選手の1人だ」との見解を紹介し、そのポテンシャルの高さに多くの注目が集まっていると指摘した。
一方で、才能ある若手選手を巡る争奪戦は熾烈を極めている。「チェルシーが感銘を受けているのは事実だが、彼らだけではない。多くのクラブが現地にスカウトを派遣している」と同メディアは綴っており、市原の獲得には複数のクラブが関心を示している可能性を示唆した。
チェルシーのスカウティング網は日本代表DFだけに留まらない。大会で注目を集めるメキシコ代表MFヒルベルト・モラにも関心を寄せているといい、クラブが世界規模で有望株の発掘を精力的に進めていることがうかがえる。
クラブの若手中心の補強戦略は、ファーストチームの強化を望む一部のサポーターから議論を呼ぶこともある。しかし、エストゥヴァンのような成功例は、数年間にわたって議論の的となってきたプロジェクトに対する支持を広げつつあり、クラブの未来への投資が着実に実を結び始めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















