21歳日本人が出場4分で「すぐに結果」 決勝点で“ホーム10年無敗”に貢献…現地称賛「ジョーカー」

ザルツブルクの北野颯太【写真:ロイター】
ザルツブルクの北野颯太【写真:ロイター】

ザルツブルクFW北野颯太が決勝弾

 今夏の移籍市場でJ1リーグのセレッソ大阪からオーストリア1部RBザルツブルクへ完全移籍したFW北野颯太が、10月5日に行われたオーストリア・ブンデスリーガ第9節ラピード・ウィーン戦で決勝点を挙げた。オーストリアメディア「Sport」は「ジョーカーが勝利をもたらす」と、途中出場していた北野の活躍を伝えている。

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 1-1で迎えた後半8分に交代出場した北野に絶好のチャンスが訪れたのは、その4分後だった。FWエドモンド・ベイドゥーが相手GKと1対1のチャンスを迎えたがシュートは防がれてしまう。そのこぼれ球が北野に渡ると、確実にゴールへシュートを決めた。このゴールが決勝点となり、ザルツブルクは2-1で勝利している。

 その活躍について「Sport」は「1万2793人のファンの前で、途中出場したばかりの北野が後半12分に決勝点を決めた」と報じ、「シュラーガーと北野のおかげで、素晴らしい記録を継続した。ブルズはラピッド・ウィーンとのホームゲームで10年間、19試合負けなしとなった」と、先制点を挙げたMFザヴェル・シュラーガーと北野を称えた。

 先制していたザルツブルクは、後半の立ち上がりに同点ゴールを許した。そうしたなかで投入された北野について、「投入されてすぐに結果を出した。ベイドゥーのシュートが阻まれたところを日本人選手が押し込んだ」と、試合を決めた北野のゴールを振り返っている。

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