27歳日本人が「チームの救世主」 驚異の8戦8発…殊勲弾に現地喝采「素晴らしい仕上げ」

上田綺世が2ゴールと大活躍
日本代表FW上田綺世を擁するオランダ1部フェイエノールトは、エール・ディビジ第8節のユトレヒト戦を3-2で勝利した。この試合で上田は2ゴールを挙げる活躍を見せてチームの勝利の立役者となった。オランダメディア「Voetbal Primeur」は、「フェイエノールトは突出した上田のおかげでユトレヒト戦を逃げ切る」という見出しを付け、ゴールラッシュを見せている日本人FWを称賛した。
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フェイエノールトのセンターフォワードとして先発した上田は、前半20分にハーフウェーライン付近で味方がボールを持つと、最終ラインの裏へ向けて走り出す。スルーパスが送られると、これを最終ラインの裏で受けた。GKが対応しようと出てきていたが、上田は難なくかわして無人のゴールにボールを流し込んで先制点をもたらした。
さらに2-2で迎えた後半43分にはMFルチアーノ・ヴァレンテの右サイドからのクロスを中央でFWサイル・ラリンが受けてボールを落とす。このボールに上田が反応し、倒れこみながらシュートをゴールに決めた。これが3-2となる決勝ゴールになり、チームは2連勝で今季の7勝目を挙げた。
「Voetbal Primeur」は、「ロビン・ファン・ペルシー監督の率いるクラブは、ハーフタイム時にリードを得ることに失敗し、後半は逆転もされた。それでも上田綺世がチームの救世主となり3-2で勝利した」と、試合展開を報じた。
そして2-2で迎えた試合終盤の決勝点のシーンについても「ビックリ箱のように再び上田が姿を現した。日本人選手は素晴らしい攻撃の仕上げをした。結果としてフェイエノールトはライバルのPSVを勝ち点3上回ることになり、ユトレヒトは6試合未勝利となっている」と伝え、上田が勝利を呼び込んだ試合を伝えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















