上田綺世は「非常に好調な時期」 驚異の8戦8発…現地大絶賛の活躍ぶり「常に脅威を与え続けた」

上田綺世が開幕8試合で8ゴールの大活躍【写真:Pro Shots/アフロ】
上田綺世が開幕8試合で8ゴールの大活躍【写真:Pro Shots/アフロ】

試合終盤に勝ち越し弾、勝利の立役者に

 オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世が現地時間10月5日に行われたエールディビジ第8節、FCユトレヒト戦で決勝点を挙げた。試合は3-2でフェイエノールトが劇的勝利。オランダ紙「De Telegraaf」は「常に脅威を与え続けた」と上田を高く評価し、「非常に好調な時期」と称えている。

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 試合は前半20分にモロッコ代表MFウサマ・タルガリンのスルーパスから上田が「完璧なストライカーらしい動き」で抜け出し、GKを冷静にかわして先制点を奪取。主導権を完全に引き寄せた。

 その後、ユトレヒトが2-2に追いつく粘りを見せたが、後半43分に上田が再びスコアを動かす。倒れ込みながらの右足シュートで勝ち越しゴールをゲット。値千金の一撃で勝負強さを発揮し、スタジアムの熱気を最高潮へ導いた。

 同紙は「(マティッセ・)ディッデンは非常に苦しい午後を過ごした」と伝え、「ディッデンは上田を止めることができず、常に一歩遅れていた」と相手DFとの明確な力の差に言及。「ボールキープに強く、絶えず脅威を与え続けた」と、圧倒的な存在感を強調。そして「非常に好調な時期」としたうえで、今後のタイトル争いにおいても上田がカギを握ると位置づけた。

 加入から1〜2年は定位置を確保できなかった上田だが、今季は開幕から「驚異の8戦8発」を記録中。昨夏には代替ストライカー獲得の動きも報じられていたなかで、完全に信頼を勝ち取るパフォーマンスを披露している。かつて名ストライカーとして名を馳せたロビン・ファン・ペルシー監督の下で輝きを放つ上田は、どこまで数字を伸ばすことができるだろうか。

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