20歳日本人が「存在感を放つ」 後半ATの土壇場で決勝弾…欧州コンビが高評価「中盤で指揮をとった」

後藤啓介がメヘレン戦で逆転ゴールを決めた
ベルギー1部リーグのシント=トロイデン(STVV)は現地時間10月5日、リーグ第10節でメヘレンと対戦し、アウェーで3-1の逆転勝利を収めた。日本人選手の活躍が光る一戦で、FW後藤啓介は決勝ゴールをマークし、勝利の立役者となった。
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試合は前半に先制を許したものの、後半に入るとシント=トロイデンがペースを掌握。中盤で主導権を握ったMF山本理仁がリズムを作り、後藤は同点直後の場面で鋭い反応を見せた。いったんVARによってゴールが取り消される場面もあったが、後半42分に再び決定機を迎えると、山本のクロスを冷静に押し込んでチームを勝利へと導いた。シント=トロイデンは後半ATにも1点を加え3-1でこの試合を制した。
ベルギー紙「Het Belang van Limburg」は試合後の採点で後藤に「6点」をつけ、「初めてフェラーリとともに先発に名を連ねた。ウルグアイ人FWよりも存在感を放ち、取り消しとなった場面でも諦めずに詰めて勝ち越し弾を決めた」と称賛した。また同紙は「山本が中盤で指揮を執り、後藤の決勝点をアシストした」として、日本人コンビの連携にも注目を寄せている。逆転勝利を収めたチームの勢いは増しており、次節以降も日本人選手たちのパフォーマンスに期待がかかる。
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