28歳日本人が「堅実な働きで締めた」 5発圧勝の仕上げ弾…地元紙が及第点評価

コベントリー・シティがのMF坂元達裕がダメ押しゴール
イングランド2部チャンピオンシップ第9節が現地時間10月4日に行われ、コベントリー・シティは敵地でシェフィールド・ウェンズデイと対戦し、5-0で圧勝した。日本人MF坂元達裕は後半30分にチーム5点目を奪い、勝利を決定づけた。
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試合は開始早々から動いた。前半3分、FWブランドン・トーマス=アサンテがCKから先制点を挙げると、10分にはシェフィールド・ウェンズデイのサポーターによる小規模なピッチ乱入で一時中断。その後、再開後の前半30分すぎにトーマス=アサンテが個人技から2点目を決め、さらに前半アディショナルタイム6分にはMFマット・グライムスのFKをトーマス=アサンテが折り返し、FWハジ・ライトが押し込んで3-0とした。
後半に入ってもコベントリー勢いは止まらない。後半23分には途中出場のFWエリス・シムズがDFケイン・ケスラー=ヘイデンのスルーパスに反応して4点目をマーク。そして後半30分を過ぎた場面で、坂元が右サイドの崩れからこぼれ球を拾い、鋭い右足シュートを叩き込んで5-0。チームの完勝を決定づける一撃となった。
地元紙「Coventry Telegraph」は坂元に採点「6.5」を与え、「右サイドで堅実な働きを見せた。前半はやや静かだったが、オフザボールの動きでチームを支え、終盤にはこぼれ球を叩き込み5点目を奪った」と評している。攻守にわたるバランスの取れたプレーを評価された。
フランク・ランパード監督のもとで攻撃力が爆発しているコベントリーは、これでリーグ戦9試合で通算27得点。勢いに乗るチームの中で、坂元も確かな存在感を示しつつある。



















