日本人のゴール取り消しで「審判は何度も謝罪した」 ファン・ペルシーが判定に激怒「ミスを認めた」

上田綺世の得点が取り消しに
オランダ1部フェイエノールトは現地時間10月2日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズの第2節でイングランド1部アストン・ビラと対戦して0-2で敗れた。フェイエノールトのロビン・ファン・ペルシー監督は日本代表FW上田綺世のゴールが取り消された件について判定に怒りを露わにしており、主審が試合後に誤りを認めたと主張。オランダメディア「VI」がその発言を報じている。
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問題の場面は試合の前半32分に訪れた。上田がヘディングでネットを揺らしたが、その直前にDF渡辺剛によるファウルがあったとしてゴールは認められなかった。しかし、ファン・ペルシー監督は、この判定を下したラデ・オブレノヴィッチ主審が試合後に誤審を認めて謝罪したと明かしている。
ファン・ペルシー監督は「試合後に審判に確認したところ、彼は後悔していると認めた。『申し訳ない』と言っていた」と、主審とのやり取りを告白。「彼は我々の誰かが相手をブロックしたと思ったようだ。しかし、そんな事実はなかった」と続け、判定が完全な間違いであったと強調した。
さらに「我々はゴールを奪われたのか? そうだ、その通りだ。あのゴールは我々から取り上げられた」と語気を強めたファン・ペルシー監督。「あの瞬間はもちろん試合で重要な役割を果たす。先制点を決めれば、チームに何かが起こる。我々にはあの先制点を奪う権利があった」と、試合の流れを大きく左右する判定だったと指摘している。
指揮官は判定プロセスそのものにも疑問を呈しており、「審判はあまりにも早くプレーを止めすぎたと思う。通常はもっと長くプレーを続けさせて、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が呼び戻すことができる」と言及。VARによる介入の機会さえ失われた早すぎる笛だったとの見解を示した。
また現地メディア「Voetbal Primeur」も「ファン・ペルシーはフェイエノールトのゴールが取り消されたことに『審判は何度も謝罪した』」と見出しを打ち、「取り消されたことに激怒している。ファン・ペルシー監督によると、主審のラデ・オブレノヴィッチ氏自身もミスを認めたという」と報じていた。



















