日本代表FWの幻ゴール「映像すら確認してない」 現地指摘「監督は当然の怒りを露わ」

フェイエノールトの上田綺世【写真:ロイター】
フェイエノールトの上田綺世【写真:ロイター】

上田綺世がELアストン・ビラ戦で幻ゴール

 オランダ1部フェイエノールトは現地時間10月2日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズの第2節でイングランド1部アストン・ビラと対戦して0-2で敗れた。今季すでに6得点と好調の日本代表FW上田綺世がヘディングシュートで先制ゴールを奪ったかに見えるも、ファウルで得点は“幻”と消えた。

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 前半32分、右サイドからコーナーキックのチャンスを得たフェイエノールトはMFアニス・ハジ・ムサが中央へクロスを蹴り込むと、上田がDF競り合いながら頭で押し込む。ボールは空中でゴールラインを割った後にGKマルコ・ビゾットにかき出されたが、直前にファウルがあったとして得点は認められなかった。

 オランダメディア「VP」は「上田のゴールが取り消され、フェイエノールトファンの間では大きな混乱」とレポート。チームを率いるロビン・ファン・ペルシー監督が第4の審判に抗議する姿もあり、「ファン・ペルシー監督は当然の怒りを露わにした」と伝えた。

 同じくオランダメディア「voetbalzone」も「上田のゴールが取り消されたことで大きな混乱が生じている。主審は中央のゴールを指さしたが、すぐに渡辺剛のファウルの疑いでホイッスルを吹いた。VARは映像すら確認していなかったようだ」と不満を露わにしていた。SNS上でも判定への疑問を漏らすファンの声が多く上がっていたようだ。

 先制点が幻と消えたフェイエノールトは後半に2失点して敗戦。リーグ戦では6勝1分の無敗で首位に立っているが、ELは開幕2連敗となった。

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