7戦6発の上田は「今まさに最高」 ファン・ペルシーが“相棒”との相乗効果を指摘「うれしそう」

フェイエノールトの上田綺世【写真:ANP Photo/アフロ】
フェイエノールトの上田綺世【写真:ANP Photo/アフロ】

上田綺世が今季6ゴール目

 オランダ1部フェイエノールトに所属するFW上田綺世は、9月28日に行われたエールディビジ第7節のフローニンヘン戦で決勝点を挙げた。かつてオランダ代表やイングランド1部マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルなどで活躍したロビン・ファン・ペルシー監督は上田を称賛した。フェイエノールト専門メディア「FR12」が伝えている。

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 今シーズンの上田は公式戦9試合に出場して6ゴールを記録。フローニンヘン戦では先発出場して、後半5分に左サイドからジョーダン・ボスからのクロスをエリア内で受け、ゴール左にヘディングシュートを決めた。

 エールディビジで7試合6ゴールを挙げ、得点ランクで首位に立つ上田について、かつての世界的ストライカーであったファン・ペルシー監督は「アヤセにはいくつかの決定的な要素がある」と切り出し、「何よりもまず彼は良い準備ができた。それは各選手のパフォーマンスの基盤になるものだ。私たちは前半に高い位置で守備をすることにあった。そのために彼は長い距離を走らなければいけなかった。これによって彼はとてもフィットした。彼の基本的なコンディションは即座に整った」と、開設した。

 この準備段階がストライカーに重要だと説いた指揮官は、「その後、彼はその良い状態のまま、ポゼッションを握る戦い方に適応していった。いつ、どこで、自分のプレーが出せるようにすればいいかを見つけていった。私は彼がボールを保持できた方がいいと思う。それはチームにとっても重要なこととなる。そして彼はワタナベというギフトも受け取った。選手たちはみんな感情のある人間である。そこに対してワタナベは大きな貢献をしたと思う」と言い、「上田が笑っているところをよく見るようになったし、うれしそうだ。ピッチ外でも彼らは一緒に出掛けている」と、同じ日本人選手であるDF渡辺剛の加入もピッチ内外で上田の力になっていると分析した。

 そして「彼らはあらゆる面で、力を発揮している。アヤセのことを知ってしばらく経つが、今まさに最高のパフォーマンスを見せている。毎週、フィットして幸せな上田が見えている。彼の力が発揮されている。ボスのパスも素晴らしかったが、それも取り組んでいるところだ。素晴らしいゴールだった」と、上田のゴールを振り返った。

 オランダの名門が史上最高額の移籍金を支払って獲得した上田は、ポテンシャルを発揮してゴールを量産している。プレミアリーグで得点王にも輝いたファン・ペルシー監督のもと、どこまで能力を高められるか注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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