25歳日本人が3戦連続メンバー外「状況は悪化」 新天地移籍も苦悩…OB指摘「かなりの驚き」

セルティックの山田新【写真:ロイター】
セルティックの山田新【写真:ロイター】

山田は今夏セルティックに加入

 今夏の移籍市場で川崎フロンターレからスコットランド1部セルティックへ移籍したFW山田新だが、ここまでの出場時間は公式戦5試合で計147分にとどまっている。この状況にクラブOBが疑問を口にした。セルティック専門メディア「67Hail Hail」が報じた。

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 2025年の冬の移籍市場で日本代表FW古橋亨梧を放出したセルティックは、今夏の移籍市場で新たなストライカーとして山田を獲得した。しかし、現在のところ山田はブレンダン・ロジャーズ監督の構想の中心にはいないとみられているようだ。

 記事では「セルティックは日本人から選手を獲得し、彼らを特別な存在に育てあげてきた素晴らしい実績を持っている。しかし、山田の獲得は期待値に沿うものとはなっておらず、ロジャーズ監督が25歳をほとんど起用しないことでますます状況は悪化している」と伝えている。

 クラブのOBのピーター・グラント氏は、レンジャーズとの試合で生き生きとしたプレーを見せていたにもかかわらず、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のメンバーに入らなかったことに驚いたと語っている。

「新について公平に話せば、レンジャーズ戦で出場した彼の動きは素晴らしかったと思う。一度もパスは受けられなかった。それでもエリア内での彼の動きは良かった。あの試合を見た限り、『頭が良くてディフェンダーの裏を突きたがる』という彼に対する評価は理解ができた。彼がELのメンバーに入っていなかったことも、かなりの驚きだった。彼らがどのような練習をしているかは分からないし、チーム内のことをすべて知っているわけではない。ブレンダンは選手を選ぶ必要がある。全選手をFWで構成することはできず、MFやDFも入れないといけない。だから、何か理由があるのだろう。レンジャーズ戦後に彼が外れたのは驚きだったし彼は生粋のムービングストライカーだ」と語った。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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