ブレーメン菅原は「多くの直接対決を制した」 バイエルンに大敗も…現地紙2位評価「より攻撃的に関与」

ブレーメンでプレーする菅原由勢【写真:ロイター】
ブレーメンでプレーする菅原由勢【写真:ロイター】

ブレーメンは王者バイエルンに0-4完敗、菅原はフル出場で奮闘

 ドイツ・ブンデスリーガのブレーメンは現地時間9月26日、リーグ戦第5節でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、0-4で大敗を喫した。日本代表DF菅原由勢は先発フル出場を果たし、強豪相手に守備で奮闘し、攻撃にも絡むなど存在感を示した。

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 試合は序盤から王者バイエルンが主導権を握る。前半22分、MFルイス・ディアスに先制点を奪われると、前半45分にはFWハリー・ケインにPKを決められ、2点のビハインドで試合を折り返した。ブレーメンは後半に反撃を試み、菅原も積極的に攻撃参加。後半13分には菅原自身がシュートを放ち、相手GKマヌエル・ノイアーを脅かす場面も作った。

 しかし、後半20分にカウンターからケインに追加点を許すと、試合終了間際にもMFコンラート・ライマーにダメ押しゴールを奪われ、一方的な展開で試合は終了した。菅原はバイエルンの鋭い攻撃に晒されながらも、サイドで粘り強い守備を見せたが、3失点目の場面ではケインへのパスを防ぎきれなかった。

 大敗を喫したチームの中で、ブレーメン地元紙「Weser Kurier」は菅原にチーム2位で及第点となる「3」の採点(ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)を付けた。「精力的なディアスと対峙したが、その冷静さで多くの直接対決を制した。後半はより攻撃的に関与し、何度かシュートを放ったが、最後の精度を欠いた。3失点目につながるケインへのパスは防げなかった」と、攻守両面にわたるプレーを評価した。

 チームは厳しい船出となったが、個人として一定の評価を得た菅原。次節以降、守備の要としてチームを立て直し、今季初勝利に貢献することが期待される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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