英メディアが選ぶ「ヤングチーム6選」 クロップ政権のドルトムントで香川はキープレーヤー認定

クロップ監督が率いたドルトムントは、若手中心で成功を収めた近年の代表格

 今季の欧州サッカー界はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4入りを果たしたモナコなどチームの主軸に将来有望な若手が揃うチームの躍進が目立っている。英サッカー情報サイト「Squawka」では、過去にサッカーシーンを賑わせた「ヤングチーム6選」を特集。そのなかでユルゲン・クロップ政権のドルトムントと、当時のチームで輝いた日本代表MF香川真司がキープレーヤーとして紹介されている。

 ユルゲン・クロップ監督が率いたドルトムントは若手選手を中心に据えたチーム作りで成功を収めてきた近年の代表格だ。記事ではクロップ監督が就任後、一時最下位に沈むなど低迷した2014-15シーズンを除く2008年から13年のチームが取り上げられた。

 90年代後半の黄金期から徐々に低迷していたチームは、クロップ監督の就任を機に復活。セレッソ大阪から香川が加入した2010-11シーズンには9シーズンぶりのリーグ優勝を果たした。翌11-12シーズンにはリーグ連覇に加えて、DFBポカールも制して国内二冠を達成。当時の主力は大半が10代後半から20代前半の選手だったが、国内で圧倒的な強さを誇った。

 12年に香川がマンチェスター・ユナイテッドへ移籍するなど毎年のように主力が退団していったが、13年にはCLで準優勝。クロップ監督による若手の育成と的確な補強でチーム力を維持していった。記事では「ヌリ・シャヒンとシンジ・カガワはレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍をすぐに後悔することとなった」とも記されているように、欧州での競争力も高めていった

 香川をはじめ、DFマッツ・フンメルス、DFネヴェン・スボティッチ、DFマルセル・シュメルツァー、MFスベン・ベンダー、MFヌリ・シャヒン、MFマリオ・ゲッツェ、FWロベルト・レバンドフスキが当時のキープレーヤーとして紹介された。

 

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