インザーギ監督自身も認めた8カ月での解任危機 復帰の本田はミランと恩師を救えるか!?
進退を懸けて臨むラツィオ戦
ACミランのフィリッポ・インザーギ監督が、24日の敵地ラツィオ戦で1-3で敗れ、解任危機に立たされていることを認めたと、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
ミランは元フランス代表ジェレミー・メネズのゴールで先制したが、ラツィオに反撃を受けて逆転負けを喫した。記事では「インザーギ監督は今リスクを迎えた」とし、1941年以来となる一月リーグ戦で勝ち星のない極度の不振から指揮官が就任わずか8カ月での更迭危機に立たされていると伝えられている。監督自身も試合後に去就問題について、「イエス、火曜日の試合は決定的な試合。問題が僕なら、辞任する。だが、このまま前進する」と語っている。
さらに、記事では「試合後、ロッカールームでミーティングを開いた。クラブは心配している。周りを見始めている…イタリア杯の結果に監督の運命はかかっている」とも報じている。
そのため、インザーギ監督は、27日のラツィオとのイタリア杯では進退を懸けて臨むことになるようだ。アジアカップで準々決勝UAE戦で敗れ、チームに合流予定の日本代表MF本田圭佑にとっては右ウイングで起用し続けてくれた恩師に報いる最大のチャンスとなりそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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