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メクセスが首絞め行為などで退場 「父親としても選手としても正しい例ではない」と猛省
キャリア16度目の退場
ACミランの元フランス代表DFフィリップ・メクセスは24日、敵地ラツィオ戦の後半ロスタイムに相手MFステファノ・マウリに対し、首絞めや頭突きを見舞い、退場処分を言い渡された。
「僕は責任を取るためにここにきた。過ちを犯した時には唯一正しい選択だ。まずは、クラブとチームメートとファンに謝罪したい。このような振る舞いは僕のキャリアで初めてではない」
1-3で完敗した試合後、衛星放送「スカイ・イタリア」のインタビューに登場したメクセスは謝罪した。
顔面を朱に染めたメクセスはマウリに対し、ヘッドロックを見舞い、退場処分を言い渡された後も、頭突きを見舞おうとするなど、常軌を逸した蛮行に出た。年俸400万ユーロでチーム最高年俸男は、自身キャリア16度目の退場処分となってしまった。
興奮状態の冷めたメクセスは猛省していた。
「自分のリアクションは、受け入れられないものだ。レッドカードの後の振る舞いは完全な過ちだった。私には子供が4人いる。父親としても選手としても正しい例ではないことも理解している。このことからも、責任を感じ、謝罪する」
27日にはイタリア杯で再びラツィオ戦を迎える。ここで再び敗れれば、フィリッポ・インザーギ監督が解任される可能性も出ている。
「我々は、本来の姿を取り戻すチャンスがやってきた。本当のミランに戻るんだ。ピッポ・イ ンザーギとともに? 100パーセント、いや、1000パーセントだ」
自らの蛮行によってインザーギ監督をさらなる窮地に追い込んでしまった。その指揮官へのサポートを今更ながら誓っていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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