日本人が海外クラブ退団「母国に帰国する」 優勝貢献で「ヒーロー」…新天地はどこ?

サウス・メルボルンFCが岩上祐三の退団発表「ヒーローとして永遠に記憶される」
オーストラリア・ナショナルプレミアリーグ(NPL、2部相当)のサウス・メルボルンFCは、MF岩上祐三が退団して帰国すると発表した。
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岩上は昨季いっぱいでJ3のSC相模原と契約満了となっていたなかで、7月にサウス・メルボルンFCへの加入が発表されていた。約2か月間の所属で、ビクトリア州のカップ戦、ドッカーティ・カップの準決勝以降からプレーして優勝に貢献。リーグ戦では8月23日のオークリー・キャノンズFC戦にスタメン出場して退場処分となったのが最後の出場記録となっている。
クラブは岩上について「クラブでの在籍期間に感謝の意を表したい。この日本人ベテラン選手は、母国に帰国する」と去就を表明。「準決勝のアボンデール戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選出された。さらに、ドッカーティ・カップ決勝でも素晴らしいパフォーマンスを見せた。困難な局面を乗り越え、私たちを導いてくれた穏やかな存在、ユウゾウは、レイクサイドでの短い期間をプロフェッショナルな姿勢と気品をもって過ごした。彼はサウスのヒーローとして永遠に記憶される」とした。
また、「シーズンの非常に重要な時期に、豊富な経験と冷静さをチームにもたらしてくれた。彼のクオリティはピッチに立った瞬間から明らかで、ドッカーティ・カップでの活躍で真の変化をもたらした。能力だけでなく、真のプロフェッショナルであり、クラブにとって素晴らしい人格者だった。故郷での彼の活躍を心から願っている」とされた。
7月に36歳となった岩上はこれまで湘南ベルマーレ、松本山雅FC、大宮アルディージャ、ザスパ群馬、相模原と渡り歩いた。ロングスローも武器として代名詞のベテランは、帰国して新天地を求めるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)



















