日本代表DF「見る限り鉄壁だ」 新天地で高まる評価…主力CBの移籍を「忘れさせた」

フェイエノールトの渡辺剛【写真:Pro Shots/アフロ】
フェイエノールトの渡辺剛【写真:Pro Shots/アフロ】

フェイエノールトDF渡辺剛に現地絶賛

 オランダ1部フェイエノールトは、エール・ディビジ第3節のスパルタ・ロッテルダム戦と対戦した。日本代表FW上田綺世が2ゴールを挙げて4-0の勝利を挙げたフェイエノールトだが、そのなかで日本代表DF渡辺剛が評価を高めている。

【注目】「ちょっと見てみようかの」久保竜彦も熱視線! WOWOW独占生中継「UEFAチャンピオンズリーグ2025-26」の視聴はこちら

 フェイエノールトは前半29分に先制点を挙げると、後半3分と同20分に上田が2ゴールを記録する。そして後半アディショナルタイムにもダメ押しのゴールを決めて4点を挙げたが、守備面でも相手を完封している。

 開幕戦から先発フル出場を続ける渡辺は、この試合でもセンターバックとしてフル出場し、チームの勝利に貢献にしている。オランダメディア「VI」は、DFアネル・アフメドジッチとのコンビを称賛し、「アフメドジッチと渡辺がフェイエノールトにハンツコを忘れさせた」と、スペイン1部アトレティコ・マドリードへ移籍したスロバキア代表DFダビド・ハンツコの穴を十分に埋めていると評価をした。

 記事では「フェイエノールトはハンツコを忘れかけている。これはひとえにセンターバック陣を刷新したエール・ディビジの首位チームで、アネル・アフメドジッチと渡辺剛が強烈な印象を与えているからだ」と、伝えている。

 元デンマーク代表FWケネス・ペレス氏は「この2人は、いるべき場所にいる。無意味なこと、不可能な時に無茶なビルドアップを試みない。無茶苦茶なことをしない。先を読む力があり、必要に応じて割って入る。私が見る限り、鉄壁だ」と、フェイエノールトの最終ラインを称賛した。

 さらにFWトビアス・ローリッセンを抑えたことを評価し「彼らはデュエルで勝っていたし、ローリッセンが相手だったことを考えると印象的だ。飛ぶべき時とそうじゃない時も、とてもよく判断できている。こんな選手を2人抱えるのは、監督にとって素晴らしいことだ。彼らにこれ以上何かを伝えることが必要だと思わない。何もしなくても、彼らはやるべきことをやってくれる。トラウナーが戻ってくれば、そういう選手がもう一人増えることになる」と、負傷離脱しているDFゲルノト・トラウナーの復帰がさらにチームの守備を堅くすると語った。

 新天地で渡辺は、これまで守備の要として活躍したハンツコとも比較されるだけのパフォーマンスを示せており、上々のスタートを切れているといえそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング