欧州日本人が控え→エースに君臨「乏しかった」 3試合連発に現地称賛「上り詰めている」

上田綺世リーグ戦3試合連続ゴールを記録
オランダ1部フェイエノールトは現地時間8月31日のスパルタ・ロッテルダムと対戦し、4-0で勝利した。この試合で2得点を決め、開幕3試合連続得点とした日本代表FW上田綺世を現地メディアは「誰しもが認めるストライカーの座へと上り詰めている」と称賛している。
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上田は1点リードの後半3分にエリア内で巧みな身のこなしから、右足のシュートをねじ込んで開幕3試合連続ゴールを記録。さらに同20分にはシュートを相手GKが防いだこぼれ球に抜け目なく詰めて2点目も奪った。3試合で4得点とゴール量産体制に入った。
オランダメディア「de Volkskrant」は上田について「フェイエノールトではゴール数が少なく、パフォーマンスも良くない、感情表現も乏しかった。6ヶ月前に退団したサンティアゴ・ヒメネス(現ACミラン)を脅かす成長は見られなかった」と、上田がオランダ国内でこれまであまり評価されていなかったことについて言及したうえで、「上田は3試合で4得点を決め、まさに今誰もが認める正ストライカーの座に上り詰めている」その評価が覆りつつあるとレポートしている。
「彼は今、情熱を注ぎ、ゴールに決めることに集中している。2-0にした彼の最初のゴールは柔道の技のようだった。マービン・ヤングを背負いながらボールを受け、倒れ込みながらターンしてゴールを決めた。2点目はリバウンドをタップインした。彼はまさにその達人だ」
相手を背負いながらのプレーや、こぼれ球に誰よりも早く反応する嗅覚の鋭さはまさに上田の真骨頂。フェイエノールトではこれまで2番手に甘んじてきたが、今季は不動のストライカーへと成長を遂げているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















