開幕2戦連続ゴールで一定評価も…オランダ英雄が日本のエースに注文「より冷静にならなければ」

元オランダ代表のルート・フリット氏が上田綺世について言及
オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世は今季リーグ戦開幕から2試合連続ゴールを記録する幸先のいいスタートを切った。しかし、クラブのOBである元オランダ代表FWルート・フリット氏はそのパフォーマンスに満足していないようだ。
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上田は2023年にフェイエノールトに加入。1年目はリーグ戦26試合で5得点、2年目は21試合で7得点を決めた。これまで、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスがエースとして君臨していたため出番は限られていたが、同選手は今年2月にイタリア1部ACミランへ移籍。今季はロビン・ファン・ペルシー監督の下で開幕レギュラーの座を掴んだ。
そして、開幕から2試合連続ゴールと結果で期待に応えているが、フリット氏は上田のストライカーとしての実力をまだ認めていないようだ。オランダメディア「1980.NL」がそのコメントを報じている。
フリット氏は上田について「彼が真のストライカーなのか分からない。それは自信によるものなのかもしれない」とコメント。「彼はいい選手だ」と一定の評価は与えつつも、「ストライカーとしてはより冷静にならなければならない。彼は自分の実力を証明しようと必死になっているのかもしれないが、冷静にプレーできていないことがある。そのせいでぎこちないプレーになることがある。もったいないことだ。フェイエノールトは得点を取れる選手が必要だ」と点取り屋としての能力について注文をつけた。
上田はデンマーク人FWカスパー・テングシュテット、アルゼンチン人FWフリアン・カランサを差し置いて先発起用されている。しかし、バロンドール受賞経験者のフリット氏は「ストライカーは特別な存在だ。他の選手とは違う。直感的にプレーし、予想できないようなシュートを打つことを期待されている。彼にはそれができるとは思わない」と語った。森保ジャパンのエースは、さらなる結果を残して、レジェンドからの厳しい評価を覆すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















