セリエA古豪、日本人が獲得リスト浮上「ここから数週間が重要」 推定市場価値13億円

ランスでチーム練習に合流していない中村敬斗、ボローニャ移籍が浮上
フランス2部スタッド・ランスに所属でチーム練習に合流していないとされる日本代表FW中村敬斗が、イタリア・セリエAのボローニャの獲得候補に名前が挙がっているという。
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昨季の結果で2部降格となったランスに所属する中村は、移籍を志願しながらここまで実現しておらず、チーム練習に合流していない。先日には、日本代表の森保一監督がJ1の浦和レッズと名古屋グランパスの試合を視察した後に「1人の選手としてクラブでピッチに立ってプレーしているところを、怪我でなければ、体調不良でなければ見たいなという思いです」と話していた。
その中村について、イタリアメディア「エウロパ・カルチョ」によるとボローニャが幹部会議を行ったなかでの獲得候補に名前が挙がったという。昨季のイタリア杯を制して今季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)に出場するボローニャは「欧州の戦いで即戦力になるウイングプレーヤーを求めている」とされた。
中村の推定される市場価値が800万ユーロ(約13億7000万円)とされるなかで、レポートでは「中村への関心は、ボローニャが攻撃陣についての解決策で選択肢を広げたいことを示している。とはいえ、メインの考え方はすでに欧州の戦いで実力を示していて、トップレベルの相手に対して質を見せ続けている選手に目を向けることだ。明確な意図を見せるボローニャに対して中村が候補から確実性のある名前に変わるのか、それともリストに名前が挙がっただけになるのかは、ここから数週間が重要になるだろう」とされた。
昨季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場し、今季はELに出場するボローニャはイタリア中部のクラブで、過去には元日本代表MF中田英寿氏が所属したこともある。来年には北中米共催ワールドカップ(W杯)も開催されるなかで難しい状況にある中村だが、ボローニャの動きが本格化するか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















