欧州1部で日本人→日本人の劇的弾 新加入20歳がMOM…現地絶賛「すでにヒーローに」

シント=トロイデンの後藤啓介【写真:(C) STVV】
シント=トロイデンの後藤啓介【写真:(C) STVV】

シント=トロイデン後藤啓介が決勝点、山本理仁からのクロスを右足ボレー

 ベルギー1部シント=トロイデンは現地時間8月17日に第4節でラ・ルヴィエールと対戦し、2-1で勝利した。決勝ゴールを決めたのは今夏新加入のFW後藤啓介。現地メディアではマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出され、「すでにヒーローとなっている」と絶賛されていた。

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 昨季は残留争いに巻き込まれていたシント=トロイデンだが、今季は開幕3試合で2勝1分と幸先のいい滑り出しを見せている。ホームにラ・ルヴィエールを迎えた一戦は前半20分に先制し、後半に追いつかれる展開で試合は進んだ。

 1-1のまま時計は進み、ドロー決着も見えてきた終盤に試合を動かしたのは後半12分から途中出場していた後藤だった。アンデルレヒトから期限付き移籍で加入した20歳のストライカーは後半アディショナルタイム1分、MF山本理仁からのマイナスのクロスを右足のボレーでゴールへ叩き込み、チームを勝利へと導いた。

 ベルギーメディア「Sporza」は試合のMOMに後藤を選出。「ローン移籍で加入したばかりだが、すでに得点を決めるヒーローとなっている。OHルーヴェンのリザーブチームとのテストマッチでは5得点を決め、これが公式戦初ゴール。2-1での勝利の原動力となった」と絶賛されていた。

 開幕4試合で12ポイント中の10ポイントを獲得したシント=トロイデンは同勝ち点のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに次ぐ2位につけている。好調を維持するチームで後藤もゴール量産体制に入ることができるだろうか。

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