千葉GKがフィールド選手ばりのプレーで話題に 独走ドリブルからの絶妙スルーパスで好機演出

1点ビハインドの千葉は終盤に猛攻、GK佐藤優もセンターサークル付近で何度もプレー

 ジェフユナイテッド千葉のGK佐藤優也が、J2リーグ第12節の敵地ツエーゲン金沢戦のアディショナルタイムにフィールドプレーヤーさながらのプレーを見せて話題となっている。

 試合は前半27分にオウンゴールで金沢が先制し、後半5分に金沢FW佐藤洸一の2試合連続ゴールで追加点を奪うと、一方の千葉は直後の後半6分にFWラリベイが1点を返す。前半34分に金沢DF野田紘史、後半8分に千葉DF若狭大志がともに一発レッドカードで退場となった白熱の一戦は、金沢1点リードのまま終盤に突入した。

 アディショナルタイムは5分。1点ビハインドの千葉は猛攻を仕掛けるなか、千葉GK佐藤優は何度もセンターサークル付近に上がり、自陣ゴールを開けながらも最終ライン後方に陣取ってカバーした。佐藤優は高い位置でこぼれ球を拾っては近くの味方にパスを通し、スローイングを2回投げ、センターサークル付近から前線にロングパスも供給している。

 終盤の千葉はチーム全体が前がかりとなり、何度もカウンターを浴びた。しかし、ここでもGK佐藤優がゴールマウス前に立ちはだかり、大ピンチで二度のビッグセーブを披露。極めつけは、アディショナルタイム5分がちょうど過ぎた後のプレーだった。

 

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