わずか11分間で「完璧なハットトリック」 新加入の20歳日本人…5得点の“固め打ち”を現地報道

FW後藤啓介はアンデルレヒトから期限付きで加入した
ベルギー1部アンデルレヒトからシント=トロイデンに期限付き移籍で加入した20歳のFW後藤啓介が現地時間8月9日に行われたOHルーヴェンU-23(ベルギー3部)とのトレーニングマッチで5得点を決めた。
シント=トロイデンは8日に今季のリーグ第3節でデンデルと対戦し、MF伊藤涼太郎の開幕3試合連続ゴールなどで2−0の勝利を収めた。新加入の後藤も、後半35分から出場し、新天地デビューを果たした。
その試合の翌日、スタメン組を除いた選手たちがOHルーヴェンU-23とトレーニングマッチを実施。デンデル戦で途中出場だったDF谷口彰悟、FW松澤海斗、後藤が先発出場した。前半22分に先制すると、その後は後藤がゴールラッシュを披露し、前半33分、35分、44分とわずか11分でハットトリックを達成。後半にもさらに2得点を加えた。
地元メディア「Voetbal Belgie」は「後藤が親善試合で5得点!」と報道。「スタイエンで行われた親善試合で、新加入の後藤啓介が5ゴールを決めた。ハーフタイムまでに3ゴールを決め、完璧なハットトリックを達成した」と伝えた。
格下相手の練習試合とはいえ、1試合5得点の固め打ちは定位置奪取に向けて強烈なアピールになったといえそうだ。出番の限られたアンデルレヒトから活躍の場を求めてやってきた20歳はこの大爆発の勢いをリーグ戦にも持ち込むことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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