CL王者が25歳日本人に白羽の矢? 大黒柱SBの”バックアップ”に海外記者が推奨「キャリアのピーク」

サウサンプトンの菅原由勢【写真:ロイター】
サウサンプトンの菅原由勢【写真:ロイター】

サウサンプトンの菅原由勢に脚光

 フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミのバックアップとなる選手を探している。そうしたなか、イングランドの地で戦っている日本代表選手に、その大役が回ってくる可能性があると海外メディア「Onefootball」が報じている。

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 昨シーズン、リーグ・アンとフランス・カップ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の三冠を達成したPSGだが、右サイドバックはハキミのみという状況で、リスクをかけてシーズンを戦っていた。そうしたなか、新シーズンに向けた補強で「Onefootball」がPSGからの関心を報じたのは、イングランド2部サウサンプトンに所属するDF菅原由勢だ。

 2025-26シーズンは、アフリカ・ネーションズカップがモロッコで開催される。開催国最大のスターであるハキミは、大会期間にクラブを離れることが確実であり、そのためのバックアップは不可欠な状況だ。移籍市場が残り1か月となったなかで、記事では「Breaking The Linesの共同クリエイターであるザック・ローウィ記者が、アクラフ・ハキミの控え候補のひとりに菅原を選んだ。ルイス・エンリケ監督は、移籍市場が開いていて新たなオプションを得られる時間があるなかで、ほかのポジションの選手を右サイドバックにコンバートして試すべきではない」として、補強の必要性を説いている。

 菅原について、「ボールを受けた際、自信と落ち着きを見せる菅原は、自らが爆発的な侵入を見せる前に危険なボールをボックス内に供給できる。彼は素晴らしいプレーメーカーであり、鋭いスルーパスやFKでラインを破ることを得意としている。さらにチームメイトとの連係も素晴らしく、連動したプレーも印象的だ。スピードのあるウイングバックである菅原は、集中力を保ち、1対1のデュエルで安定した守備ができ、マークの選手を近くに保って離さない。(モナコ所属の)24歳のヴァンデルソンと同様に、彼は25歳でありキャリアのピークを迎えようとしており、イングランド2部でプレーするよりもCLとリーグ・アンでプレーすることを望むだろう」と、能力を高く評価するとともに、菅原にとってもPSG移籍が魅力的になるはずだと指摘した。

 クラブW杯に出場した選手たちの疲労も心配されるPSGだが、ここに菅原が加わることになれば、昨シーズン、フル稼働したハキミにとっても大きな助けになるはず。サウサンプトンで新シーズンに向けた準備を進めている菅原だが、ここからメガクラブへの移籍が実現することとなるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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