ブラジルで前代未聞のスキャンダル! 試合中ベンチ選手を誘拐容疑で逮捕、ユニフォーム姿で手錠
サプカイエンセの21歳MFマルロン、67歳女性を脅すなど4つの事件で容疑
ブラジルでプロサッカー選手が試合中にベンチに座っている際に誘拐容疑で逮捕されるという前代未聞のスキャンダルが勃発した。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレーティッド」が報じている。
3日、ビブスを着ながら公式戦をベンチで戦況を見守っていたブラジル・リオグランデ・ド・スル州2部のサプカイエンセMFマルロン・ナタナエル・デ・リマ・アレシャンドロに異変が起きた。私服姿の男性がピッチ上でつかつかと歩み寄ると、突如、手錠を取り出した。
マルロン容疑者はユニフォーム姿で後ろ手に両手を組まされると、その場で逮捕された。21歳の若手MFは昨年10月に67歳の女性に対してショッピングモールで銃を突きつけて脅し、1400ドル(約15万円)分のクレジットカードを無理矢理使用させた容疑が持たれている。他にも暴行誘拐などで4つの事件で容疑がかけられているという。
サプカイエンセの会長は所属選手の試合中の逮捕という前代未聞の展開に「悲しい驚き」と声明を発表しているという。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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